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a)需要予測制御
エアーサービスタンク流入管に圧縮空気流量センサーを設け、フィードバック値の移動平均処理にて数分後の予想値を演算します。この予想値と現運転状態との比較により必要運転台数を判定します。
b)仕事量管理機能
エンジンコンプレッサーの特性上、エンジン回転数・吐出量・燃料消費量がほぼリニアな関係のため、各初期能力特性データをコントロール装置に登録しエンジン回転数より仕事量(kW)を計算させています。従来の運転時間経過によるコンプレッサーの維持管理ではなく、仕事量による維持管理を実施するために、現状出力(kW)及び積算仕事量(kWh)を演算標示する機能を装備しています。
c)ローテーション運転機能
設置するすべてのコンプレッサーには、先発起動した号機を先頭機として次号機より順次自動で需要空気量に合わせ運転・停止する機能を装備しています。
・ローテーション運転する事で各コンプレッサーの均一化した運用が図れます。
d)初期能力判定機能
仕事量管理機能を利用し、各コンプレッサーの初期能力を登録し稼動後のデータと比較し、各号機の能力及び運転バランスの変化を演算して偏差値及びグラフで表示する機能を装備しています。
・初期状態と現状の比較が容易になり、維持管理・予防保全を行うためのバロメーターとして役立てることが可能です。
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